ラウンドクールは露地用栽培向けの被覆材です。
一般的な、露地用の被覆材は、寒冷紗やサンサンネットが多いのではないでしょうか。従来の露地栽培用ネット(被覆材)は、微細害虫の侵入を防ぐことを大きな目的としていました。
確かに、害虫を防ぐことは大事ですが、昨今の温暖化の影響で品種(葉物など)によっては、露地栽培をするのが難しくなってきております。しかしながら、露地栽培は生産にかかわるコストが施設栽培に比べて、安い等のメリットがある。
なので、露地栽培で夏場の葉物が生産できれば、単価も高く売れますし、メリットがあります。
ラウンドクールは、夏場の露地栽培ができるように開発された被覆材で、茨城県のチンゲンサイ、埼玉県のほうれんそう・大根、石川県の大根などに採用され、徐々に採用エリアが広がってきております。
ラウンドクールの大きな特徴は、
地温の上昇を抑制することです。
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ラウンドクールの展張動画です。
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以下は、ラウンドクールの規格巾です。
長さはすべて100mとなっております。規格巾
1.35m |
1.5m |
1.7m |
1.8m |
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2.1m |
2.35m |
2.7m |
3.0m |
ラウンドクールを使用して、夏場に生産の難しい葉物を使用した農家さんの写真です。
夏場に関東平野では、葉物を生産するのは非常に難しいと言われてます。
ご存知の通り、夏の関東平野の気温は30度以上で、猛暑日(35度以上)も連日続くので。。。
それをラウンドクールの力で、生産可能にするというものです。ラウンドクールは、光に含まれる赤外線(熱源)を反射し、光合成に必要jな可視光線(虹色の7色)を効率良く通します。それにより、地面へ赤外線が届きにくくなるため、温度上昇を抑制するのです。
なので、水やりの回数も3回が一回に減るなどの、色々な効果もあります。
日本農業新聞などにも、ラウンドクールの記事が掲載されました。
画期的な、露地栽培の被覆材です。